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 歩こう会2月度特別有志会は、岩場訓練登山として地元「赤岩山〜古賀志山〜中尾根」の縦走ルートを歩いてきました。今回参加メンバー4人は7年前に北アルプスの「剱岳」を登頂しているのですが、何時かもう一度あの剱岳の頂きへ立ちたいという強い思いがあって東京オリンピックが開催される年に再訪しようと約束を交わした仲間たちです。この有志会メンバーも加齢に伴い厳しい山への挑戦は難しくなる状況ですが、前回と同様に基礎体力や持久力を維持し岩場に慣れる訓練登山を更に重ね、今年の夏山本番時期に計画している剱岳2度目の登頂を果たしたいと思っています。
 
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2020年2月5日(水)「御岳山」山頂 参加者 4名
  
 
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縦走路から振り返り眺めた「古賀志山〜御岳山〜中岩〜赤岩山」
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車一台を赤川ダム駐車場に停め置き、古賀志山南駐車場へ移動して、此処から出発です。
 
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20分ほど林道を歩き、パラグライダー着陸場の先にある風雷神社鳥居から入山します。
 
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朝も早いし日差しが届かない杉林の中なので空気は冷たいけど、大分身体が温まってきました。
 
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後少しで天狗岩という所。この岩、下から眺めると怪獣のガメラの様にも見えますよ(^^)
 
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パラグライダー荷揚げ用のモノレール頂上駅まで登ったら赤岩山のピークは直ぐ近くです。
 
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パラグライダーのお立ち台。空気が澄んでいれば筑波山など綺麗に見えるけど今日は春霞。
 
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歩き始めて1時間15分程で赤岩山頂上に到着。此処が古賀志山までの稜線歩きスタート点です。
 
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この登山道、皆さん既に3〜4回は歩いている筈ですが、幾度来てみても楽しい縦走路ですね。
 
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いよいよ急峻な岩場歩きが始まります。3点支持を守って安全を確保しながら下っています。
 
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先行する松本さんが下から撮影してくれました。上から見るのと違って、より高度感を感じます。
 
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大岩から突き出た奇岩が二つ並んでいる二尊岩を通過中。岩根元の木が無残にも倒れていました。
 
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巻き道ルートはある様ですが、今回は岩場の訓練なので出来るだけ忠実に稜線上を辿ります。
 
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この下る斜面も急ですが木の根っ子が剥き出しなので、手掛かり足掛かりにして降下します。
 
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赤岩山〜古賀志山の間で一番厳しい岩場。既に松本さんは登り終え上から鈴木さんを撮影中。
 
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最後尾の荒田は前を行く梅原さんが登り終えようとする姿を追っかけながらカメラで撮影。
 
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歩いてきた方向を振り返り、赤岩山を眺めます。樹木に覆われているので縦走路は見えません。
 
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赤岩山のお立ち台から飛び出したパラグライダーが一機、眼下を悠々と舞っていました。
 
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登山開始から凡そ2時間経過したので、日当たりの良い場所で暫し立ち休憩を入れました。
 
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これから向かう御岳山・古賀志山方面の景色を眺めます。意外と急峻な斜面を持つ山ですね。
 
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10m弱の落差がある岩場の下り、クサリを使い間隔を空けながら一人ずつ下っています。
 
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降下する様子を下から眺めると、殆ど垂直に近い危険な岩場だと改めて感じさせられます。
 
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西尾根コース分岐の道標ありますが、登山記録を探しても此処を歩く人は殆どいない様子です。
 
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御岳山ピーク手前の登り。この先は古賀志山に来る沢山の登山者と出会う事になりそうです。
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11時前、御岳山に到着。日光連山を眺めながらの昼には最高の場所だけど、チト早いかな。
 
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御岳山を辞し古賀志山頂で昼食にすると決め、途中にある短いハシゴを下り先へ進みます。
 
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御岳山と古賀志山の間にあるコルを通過します。此処から下る事もできる沢山コースがある山。
 
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古賀志山頂へは11時15分頃に到着。手際よく30分ほどで昼食と休憩を済ませ再出発。
 
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幾度も行った事のある東稜展望台には今回寄らず左折して急な登山道を富士見峠へ下りました。
 
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山頂から標高差80m程を一気に下り、富士見峠は素通りして、中尾根コース方面へ進みます。
 
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伐採地の小ピーク辺り、その後植林された苗木も人の背丈を越える位に成長していました。
 
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小ピークを下る岩場は思いの外、危険そうです。周囲に樹木がないと余計怖そうに感じますね。
 
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鈴木さん、そっちへ真っすぐ進むと559P方面で今回歩く中尾根コースは右方向ですよ(^^)
 
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先頭を行く松本さん、忠実に稜線ピーク上を歩き進んだらこんな崖、皆さんは回避して巻き道。
 
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この稜線上には立派な枝ぶりの木がありましたが、この木、完全に立ち枯れしていました。
 
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北コース広場への道標はありますが敢えて直進、距離の長い中尾根コースを忠実に辿ります。
 
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緩く歩き易い杉林の中をコルまで下り、其処を抜けて再び岩の多い登山道に取り付く辺りです。
 
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途中、出会ったソロの男性、中尾根コースが新聞で紹介され人が多くなったとボヤキ ヾ(ーー )ォィ
 
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確かに山歩き初心者が来るコースではなく厳しい岩場も多いので中級者以上に向いているかも。
 
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途中から垣間見えていた赤川ダムも随分近づいて来ました。中尾根コースも終盤を迎えます。
 
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左・カタクリ群生地、右・北コースと表示ありますが、我らは正面の軍艦岩・中尾根コースへ。
 
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赤岩山〜古賀志山間の稜線コースも素敵だけれど、この中尾根コースも楽しめるねぇ (*^-゚)vィェィ♪
 
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496P以降は下る斜面の傾斜も些かキツイ場所が多くなってきて一時も気が抜けません。
 
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この辺りは足場をしっかり確認して手も使い、安全確保しながらユックリ下る様にしています。	
 
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ロープが設置された岩場、登る場合は厳しそうな場所ですが若いカップル軽々と登って行きました。
 
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細野ダム上流側登山口へ下るコースもある様ですが、此処は右のダム下流側へ進路を取ります。		
 
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最後は鬱蒼とした杉林の中を下り、中尾根コースの登山口に全員無事に降り立ちました。
 
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北コース登山口へ戻りますが、この辺りは数年前の水害後、林道の整備が行われた感じです。	
 
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約6.6kmの縦走路を歩き気持ち良い軽い疲労感を抱きながら、赤川ダムの横を駐車場へ。
 
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いやぁ…古賀志山を中心とした前後にある楽しい縦走コースでした。車を回収しに戻ります。
 
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そこそこ汗も?いたので「梵天の湯」でサッパリしてから帰ります。皆さん今日一日お疲れ様。
 
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| (レポート作成:荒田) |  
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