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 3月の歩こう会・有志会は、高萩市にある低山「横根山(標高 388.8m)」を登ってきました。この時期、登山口の花貫ダム下にある「さくら公園」は約300本のサクラが咲き誇っており、横根山に向け登りだすと登山道横には凄い量の「イワウチワ」が自生していてハイカーを楽しませてくれます。登山後は北茨木市の大津漁港へ車で移動し「市場食堂」で昼食、近くの五浦岬公園を散策した後、国道6号線沿いにある松野屋で海産物の買い物をしてから帰りました。

2021年3月30日(火)「横根山」山頂8名参加


花貫ダム駐車場から眺めた横根山


花貫ダム手前に駐車スペースがありますが、既に満杯で手前の道路横に駐車して出発しました。

ダム下流の駐車場から花貫さくら公園へ。この橋を渡って進みますが誰か忘れ物したみたいで待機。

此方が花貫さくら公園の入り口。この先、ダムの近くに公衆トイレあるので済ませてからね。

丁度、ソメイヨシノは満開の様子。今年は例年になく開花が早いのでイワウチワの見頃は大丈夫?

花貫ダムの全景、左下のトイレは水が流れず使用困難でした。男性は良いけど女性は困るよねぇ。

気を取り直し公園内の横根山登山口へ向かいます。晴天ではないけど登山するには丁度良さそう。

此方のフェンス横が登山口です。最初は川沿いに下流方向へ300m程少し下って行く感じです。

キクザキイチゲが咲いていました。女性ハイカー二人、ハナネコノメソウ探していましたね。

川沿いを離れると登山道は一気に急な登りになり厳しいですがイワウチワを眺めるのには好都合。

登山道の左右には溢れるほどのイワウチワ群生が出て来ました。開花時期がドンピシャの感じ。

茨城県はイワウチワの咲く山が結構多くある様ですが、この横根山は特に花が多く有名です。

薄ピンクのイワウチワ、花びらのフリルが可愛く春の妖精の様だと例えられる事もあります。

真っ白な花も中にはありますが、蕾はピンク色がやや濃い物もあって見ていても飽きません。

稜線に登りきる少し手前までイワウチワの群生が途切れなく登山道横に続いていました。

一旦、登りが穏やかになる辺りでトウゴクミツバツツジが鮮やかなピンク色の花を付けています。

山桜が見える辺りでは今度は少しだけ下りますが、この先は又、登り返しが待っていますよ。

横に広がれず縦列で振り返って貰い撮影。後ろの皆さんは小さくしか写っていないのでゴメン。

足下の周辺が殆どイワウチワの群生地で踏み付ける訳にはいかず撮影者も被写体も一苦労(><)

此処なんかスゴイ花付きの良い群落、日本一とも言われる程のイワウチワを楽しむ事が出来ます。

畑さん、ユックリと花を眺めていたらキリがないから軽く眺めながら山頂を目指しましょうかね。

頂上に近くなるとイワウチワ群生は途絶えるので少し平らな場所を選んで休憩を取りました。

横根山の頂上は直ぐその先ですよ。電波反射板がある位で展望はないけれど来たからには山頂へ。

横根山の山頂に到着しました〜他のハイカー達がいなくなったタイミングで全員揃って記念写真。

横根山から花貫ダム上流側、花貫渓谷へ縦走するコースもあり、そちらへ行く人達もいた様です。

今回は昼食を北茨木市の大津漁港「市場食堂」に予約を入れているので登頂後、早々に下山開始。

山頂から少し下った所にある分岐を左側に折れて登りとは別の周回コース方向に進みます。

下りコースに選んだダムに近い方の登山道は急でイワウチワの数は登りコース程多くありません。

それでも所々には見頃のイワウチワが待ち受けて可憐な花を咲かせ目を楽しませてくれます。

転げ落ちそうな急坂の連続です。充分足下に注意を払いながらユックリ焦らず下りましょう。

お助けロープのあった場所、私が過去に来た時はこちらを登りコースにしたけど、今回が正解。

やっと急坂が終わりになる場所に出て来ました。この先の花貫さくら公園へは直ぐ先です。

11時半、全員無事下山を完了しました。それでは登山装備を解いて市場食堂へ向かいましょう。

凡そ1時間ほどで幾度も訪れた事のある大津漁港市場食堂に到着。予約通り準備できているかな?

あれれ?頼んでおいた特別定食じゃないわ…以前2千円程の豪華版があったのに今はないらしい。

食事を終えた後、時間的に余裕もあるので五浦岬公園に車で移動、展望慰霊塔に登りました。

東日本大震災で流され、後に再建された「六角堂」も良く見え満開の桜と相まって素敵でしたよ。

六角堂と渚百選の五浦海岸を俯瞰的に眺められる場所で写真を撮って、後は魚介類のお買い物へ。

午後2時過ぎ6号国道沿いの「松野屋」でお買物を済ませ帰途につきます。皆さんお疲れ様〜

(レポート作成:荒田)
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