タイトル
平成20年2月12日掲載


                                栃木支部長
                                岩 村  博

         自由時間を楽しく有意義に!!

 
 定年後毎日が日曜日にならないために、という話しを聞きました。人生80年が
当然の現在、医学の進歩と共に人生100年というのもすぐにあたり前になるはず
です。

こうなると定年後に早々と隠居を決め込む老後生活とは、異なる生活スタイルが必
要になる。60才から100才までの自由時間を楽しく有意義に生きてゆくための
知恵とコツを考えていく事が大切です。

定年退職をした後は、自分が自由に生きられる、つまり自由裁量が大きくなった時
間、どう過ごすかを人まかせにしてはいけません。自分はこんなに会社に貢献して
きたんだから、会社が何かやってくれるだろう。国に相当現金を納めてきたし、国
が何とかしてくれるだろう。

まず、そういう考え方を捨てて自分の生活は自分で作っていくという意識を強く持
つことが大切です。今までの自分の生き方を精査してみる必要があります、新しい
人生が始まるのですからもっと自由に生きることを考えましょう。

仲間と集まったり、おしゃべりをすることや同じ趣味の人との交際、旅行、家族と
の団らん、孫と遊ぶ、散歩、ウオーキング、ジョギング食事、買い物、ウインドウ
ショッピング、読書、スポーツ活動、社会奉仕、ボランティア活動、教養講座の受
講などの学習活動等々。

大切なのは自由時間をいかに楽しく過ごすかということ、家の中をあちこち修理す
るのが好きだったらリフオームを、部屋がきれいになるのが気持ちよければ掃除を
楽しみながらやればいい、まず楽しむことです。

せっかく自由な時間ができたのに、楽しめない人がいる、毎日が日曜日で気持ちに
張りが無くなってしまったのでしょうか、こういうときは、時間の使い方を見直す
べきだ。

「朝決まった時間に起きて、決まった時間に眠るという現役時代の生活習慣はその
まま存続させたほうがいい。その習慣は何かを始めるためには、とても大切な時間
管理の方法になるからです。規則正しい生活の中で、体のリズムを維持されます。」

人間は何歳になっても現役が理想、好きな活動を続け楽しい計画を次々と実行して
いくためには、体力も必要です。体力づくりも大切です。

                                  以上